日産自動車の社会貢献活動

日産自動車は社会貢献活動を「社会への投資」ととらえ、よりよい社会づくりに積極的に参画していきたいと考えています。
日産自動車は「人々の生活を豊かに」したいと考えています。日産自動車ならではの価値を創造し、社会に必要とされる企業であり続けたいとの願いをこめたビジョンです。このビジョンのもと、グローバルコミュニティの一員として、世界各地の日産自動車の事業所や社員が、次世代へと続く社会の発展のために、教育や環境や人道支援等の分野で、企業市民としての活動に積極的に取り組んでいます。
日産自動車、地域と協働で第8回全国車椅子マラソン「日産カップ追浜チャンピオンシップ 2007」を開催しました。

日産自動車の環境への取り組み

日産自動車は国際社会、地域社会の一員です。社会をより豊かにするために、環境保全や社会文化活動に積極的に取り組んでいます。それは、日産自動車にとって、魅力的な商品を提供することと並ぶ、もうひとつの意義ある重要なテーマです。
材料スクラップの質を維持向上させ、資源循環の高度化を行うために、日産自動車及び関係メーカの製造工程で発生する材料スクラップを一元的に管理していきます。
日産自動車は、環境理念「人とクルマと自然の共生」を実現するために、ニッサン・グリーンプログラムを推進しています。具体的には、日産自動車、連結対象会社及び当社受託材を採用している部品メーカを優先的に対象とし、製造工程で発生する加工屑のほか治工具及び設備、建物等の廃却時に発生する材料スクラップ(第一弾は主に鉄スクラップ)に関し、リサイクル業者と協議の上、最適な活用先を当社又は当社の指定する業務委託先にて一括管理していきます。

日産自動車の自動車リサイクル法に関する取り組み

2005年1月に施行された自動車リサイクル法における自動車メーカーの役割は、使用済み自動車から発生するフロン類、エアバッグ類、およびシュレッダーダストを引き取り、リサイクルを適正に行うことです。
日産自動車はフロン類、エアバッグ類、およびシュレッダーダストのリサイクルを推進するための、指定法人やフロン類とエアバッグ類の引取り窓口機能、シュレッダーダストリサイクル促進チームの設立等の社会システムの構築、及び、使用済み自動車のリサイクル率を向上させるための開発を積極的に推進しております。
車両開発にあたってエアバッグ類を車載状態で容易に作動処理するため、1997年からエアバッグ類一括作動処理コネクターの新型車への採用を開始しており、現在ではほぼ全車に採用しております。
使用済み自動車の処理については、解体業者の方が安全かつ容易に処理が実施できるよう、エアバッグ類適正処理マニュアルを発行しています。